中国IT大手の騰訊控股(テンセント)は6月下旬、世界企業時価総額ランキングで7位となった。しかし、同社には275の共産党支部があると明らかになった。また、情報筋によれば、同社の本部には中国ネット規制当局の職員が常駐し、ネット検閲・監視を行っている。
中国紙・南方都市報6月24日付によると、6万人余りの社員を抱えるテンセントには14の共産党総支部があり、その下にさらに275の党支部がある。社内の共産党員の数は1万1000人。同社の党委員会の委員11人、規律委員会の委員3人は会社の上層幹部である。社内には党務だけを担当する従業員が10人いる。社内業務に従事しながら、党務も行う社員は724人いる。
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